[ 1911A1 リコイルスプリングのテンション調整 ] Date:12/29 2002
図(A): マズルトップ(銃口)を上に向け、サムセーフティーをOFF状態にしてバレルごとショートリコイルの位置まで押し下げます。
図(B): 押し下げた手を離した時にリコイルスプリングがスライドを押し上げ確実に閉鎖する強さのスプリングテンションに調整します。
1911A1に限らず銃はスライドが完全に閉鎖されていないとトリガーがきれません。トイガンで銃口を上に向けて発射する事はほとんどないと思いますが、常に水平に撃つだけとは限りません。上記調整で確実にスライドが閉鎖する状態を保てば、常に発射可能な正しいセットになります。
当社のショートリコイルシステム組込の際は特にこの調整が必要です。ショートリコイルスプリングは、しなやかでは有りますが強制的にショートリコイルさせるため、スライドの閉鎖とは逆のテンションをかけます。従って上記の調整が必要になります。シングルカラムの銃はノーマルリコイルスプリングよりも多少強め(120%〜130%強)が最適です。調整用のスプリングとして当社130%+のリコイルスプリングをお勧めします。
ハイキャパシティー等、ダブルカラムの銃には標準装備で130%程のスプリングがセットされていますのでショートリコイルシステム組込の際もリコイルスプリング交換の必要は有りません。
1911 A1 ガバメントシリーズ、リコイルスプリングの正しいテンション調整で、作動不良の無い快適なスポーツシューティングをお楽しみ下さい。
130%リコイルスプリング
ショートリコイルシステム A-3セット